団体概要

 

名称:Home of Wisdom(ホームオブウィズダム)

代表者名:長友智郷

 

設立年月:平成25年6月1日


団体住所:
〒029-2311
岩手県気仙郡住田町世田米字小股121

 

 

団体の設立の経緯


子どもの遊び場など、震災後の子どもの環境を調査する機会を頂いた際に、子どもたちに対する時間の間隔(感覚)が大人の時間の間隔(感覚)で考えられていることに気づきました。子どもたちの為の「仮」、たとえば仮設保育園、仮設小学校というのがあります。しかし、そこで過ごして卒業してしまえば、子どもたちにとっては卒業した思い出の「本」校舎になってしまって「仮」ではなくなってしまうのです。子どもたちの時間の間隔(感覚)の中では「仮」はなく、いつでもが「本当」なのだということ。そういうことに気付かない大人が大勢います。そこで、子どもたちの貴重な時期に、よりよい体験をしてもらいたいという志をもつものが集まり、任意団体を設立しました。

 

団体の目的


子どもたちの想像力、創造力、興味、関心を喚起するアクティビティを提供し、子どもたちの心身の健やかなる育成を図るとともに、文化・教育を主眼とする地域振興・コミュニティづくりに関する取組・事業を地域の人びととともに行うことを目的とする。

事業内容


(1)表現教育に関する活動
(2)居場所作りに関する活動
(3)コミュニティ作りに関する活動
(4)地域振興に関する活動
(5)ワークショップの普及及びファシリテーター養成に関する活動
(6)ファシリテーターのスキルの向上に関する活動

 

 

事業実績

【2017年度】
・東北ろうきん復興支援助成金制度による活動「変化していく被災地のコミュニティ支援活動」<大船渡市・陸前高田市・住田町の仮設住宅や災害公営住宅でのアートワークショップ開催>
・フェリシモ「とうほくIPPOプロジェクト」の助成金による活動「人+心+アート=コミュニティ」<大船渡市・陸前高田市・住田町の仮説住宅や災害公営住宅でのアートワークショップ開催>
・自主企画にて、陸前高田市中心商店街「アバッセたかた」オープニングイベント(ゴールデンウィーク)期間中11日間、 巨大万華鏡体験とクラフトワークショップ開催
・自主企画にて、5月 神戸市須磨区 大丸須磨店「おかんアート展&ママの腕くらべ展」に大船渡市・陸前高田市・住田町のお母さん方の作品を出展、「まけないぞうづくり」ワークショップ開催

【2016年度】
・赤い羽根共同募金の助成金による活動「仮設生活が終わる前に仮設での数年間を再認識し、仮設後につなげて行く活動」<大船渡市・陸前高田市・住田町の仮設住宅集会所でのアートワークショップ開催>
・草の根支援組織応援基金の助成金による活動「心を繋ぐコミュニティーアート活動」<大船渡市・陸前高田市・住田町の仮設住宅または災害公営住宅の集会所でのアートワークショップ開催>
・いわて子ども希望基金の助成金による活動「巨大万華鏡を体験! 巡回ツアー」 <大船渡市2か所、陸前高田市2か所にて、巨大万華鏡体験と立方体万華鏡作りのワークショップ開催
・「アサヒ・アート・フェスティバル」内 海外交流プログラムに採択され、フィリピンにて交流・ワークショップを行う
・自主企画にて、12月 神戸市「おかんアートとハンドクラフト展」に陸前高田市のお母さん方の作品を出展
・自主企画にて、2017年3月『「おらほアート」展 in 陸前高田 2017』 開催 <大船渡市・陸前高田市・住田町のお母さん方の作品を展示、そして神戸市のお母さん方(おかんアーティスト)によるワークショップ開催>

【2015年度】
・アサヒ・アート・フェスティバル2015参加「町にヒカリを!光(ヒカリ)・輝(ヒカリ)・灯(ヒカリ)・明(ヒカリ)・希望(ヒカリ)」<巨大万華鏡作り・巡回展示と立方体万華鏡作り>
・東日本大震災AAFネットワーク支援募金による活動『「仮設」がなくなる前に仮設の意味をもう一度』<大船渡市・陸前高田市の仮設住宅集会所でのアートワークショップ開催>

【2014年度】
・子どもゆめ基金助成金活動「世界に一つの作品を作ろう!」<大船渡市「サンタが町にやってくる」イベント内にて立方体万華鏡作り>
・子どもゆめ基金助成活動「一つの絵から絵本へ」<大船渡市・陸前高田市・住田町の子ども対象にアートワークショップ開催>

【2013年度】
・学習支援・・・文部科学省緊急スクールカウンセラー等派遣事業学習支援員として勤務<震災後の気仙地域の中学校や仮設住宅における学習支援>
・保育所におけるワークショップ<気仙沼にて開催>
・仮設住宅や学童にて立方体万華鏡作りのワークショップ開催<大人・子ども、共に対象>