PROGRAM

Home of Wisdomが取り組む活動プログラムをご紹介します。

 

●手芸ワークショップ

復興が進む東北の被災地では、驚くほどたくさんの人が、手作りの手芸品を手にしているのをご存知ですか。手芸には自分自身の手でつくり上げる楽しさばかりでなく、誰かと何かをつくる時間を共有したり、出来上がった作品をプレゼントし合うことで、人と人を結びつける力があります。それはとてもステキな、まるで魔法のような力。私たちは手芸をコミュニティづくりに有効なツールとしてとらえ、地域の人たちとの恊働によるワークショップを開催しています。

●1つの絵から絵本へ

たとえば――、4、5人のグループに1枚の画用紙を渡して、ひとりが1本ずつ線を書き込む。線の組み合わせから具体的な形をイメージして、グループみんなでストーリーを作り上げる。ストーリーを短いお芝居に仕立ててグループ全員でプレイ。決めのポーズでメッセージを発信。そんなコミュニケーションプログラムを実施しています。


●巨大万華鏡の展示

人が中に入れる大きな万華鏡は子どもたちから大人まで大人気のプログラム。銀河鉄道をイメージしたデザインは、住田町の小学生たちのアイデアによるものです。材料にも地元の気仙杉を使ってつくりました。万華鏡に折り紙で飾り付けをしたり、クイズを作ってくれる子どもたちもいるんですよ。巨大万華鏡は創意工夫のステージでもあるのです。

●クラフトワークショップ

ビーズを使ったネックレスや、災害時にも役立つ強化スリングのブレスレット、さらには神戸のおかんアーティストが伝えてくれた紙製のこけしなど、多彩なクラフトメニューでワークショップを開催しています。針仕事は苦手という高齢者にも、未修学児にも楽しんでもらえるプログラム。参加される皆さんの創意工夫にはいつも驚かされてしまいます。


●立方体万華鏡づくり

小さな立方体の箱の中に、無限の小宇宙が広がります。立方体万華鏡は小さなお子さんから高齢者まで、誰でもオリジナルのアートをつくることができるプログラムです。完成した万華鏡を覗き込む皆さんの表情から、楽しさやワクワクする気持ちが伝わってくるでしょう。

●交流プログラム

似顔絵、歌合戦、メッセージ交換などなど、楽しいプログラムが盛りだくさん。日頃の感謝の気持ちをあえて言葉にして伝えたり、年の初めに抱負を発表し合ったり。いつも大爆笑に包まれるプログラムの狙いは、コミュニティのつながりを深めること。仲良しでも意外と知らない一面にふれ合うことができるのです。


 

Home of Wisdomでは、これからもつねにプログラムの充実を図っていきます。とは言え、新たな展開やアイデアが見えてくるのが、日々のワークショップや活動に参加して下さる皆さんとのやり取りの中であることも事実です。いつも新しい発見があるHome of Wisdomの活動について、ぜひFacebookでご覧ください。